ひとりすきーは元々、「匿名に特化したMisskeyフォークがあったら」というテーマで開発されました。
2年に渡る運用の結果、ひとりすきーには様々な課題が生まれました。
- もはやMisskeyフォークとはいえないのでは?
- 匿名ならではの、誰かを攻撃してしまう可能性をまだ残している
- リアルタイムにやりとりができてしまうと良くない場合がある
- 発言内容でだいたい誰か類推できてしまう
- つぶやきたいけど、「みんなのノート」タイムラインの流れを邪魔したくない
目次
ひとりすきー2.0
こうした問題を解決するため、ひとりすきーの全体に関わる大規模改修の構想が生まれました。2020年実施のひとりすきーアドベントカレンダー2020で公表した、「ひとりすきー2.0」です。
(記事作成に使用しているGroundpolisの仕様変更により、レイアウト崩れが発生していますが、どうか気にしないでください)
この、ひとりすきー2.0構想自体の見直しと、よりリリースを早められるような方法への転換を考えて、既に実装を開始しています。
NEW ひとりすきー

ここに「NEW ひとりすきー」を宣言いたします!
ひとりすきー2.0の懸念点を排した新たな構想であることを明確にすること、次期バージョン番号である2.0.0よりももっと先での機能拡張も含むことから、「ひとりすきー2.0」という呼称を廃止しました。
詳しく説明すると、次のような更新が入る予定です。
デザインの大規模リニューアル
ひとりすきーにとってより最適なUIに進化させました。Xelticaデザインシステムを取り入れ、一から再構築したUI、きっとあなたも好きになるはずです。
「みんなのノートタイムライン」仕様変更
みんなのノートから、時系列表示、リアルタイム表示を廃止します。
直近2週間のノートと過去のノートを数件、ランダムで表示するような感じになり、見るたびに内容が移り変わります。
また、運営側で適宜NGワードによるフィルタリングを導入し、不適切な内容がみんなのノートには表示されなくなる予定です。裏を返せば、どんな発言もしやすくなるということです。
ハッシュタグタイムライン
ハッシュタグをつけたノートは、ハッシュタグタイムライン上で時系列表示できます。これによって様々な使い方が生まれることを想定しています。2.0構想のトピック機能をハッシュタグに置き換える感じです。
ハッシュタグをクリックするとそのハッシュタグのタイムラインが表示され、「フォロー」することでサイドバーにピン留めされ、いつでも見られるようになります。
ハッシュタグをつけたノートは、ハッシュタグタイムライン以外には表示されません。
ノートの公開設定強化
非公開ノートを公開ノートに、また公開ノートを非公開ノートに変更できるようになります。
文字装飾
文字装飾自体は従来のひとりすきーにもありましたが、隠し機能に近い存在でした。
NEW ひとりすきーではしっかり整備し、入力補助機能も導入する予定です。
なう!タイムライン
なうって死語だよね
現在の「みんなのノート」の仕様に近い新たなタイムラインです。
誰かは知らないけれど、そこに人がいる、そんな雰囲気を求めるあなたの需要に答えます。
なうタイムライン上で作成したノートは、他のタイムラインには表示されません。匿名チャットのような目的で使ってもらうことを想定しています。
ボトルメール
初期構想にあったものを改良しました。
書いたノートが誰かの元に届くかもしれないという機能です。
ボトルメールへの返信を許可する設定もでき、受け取ったボトルメールをきっかけに、名前も知らない人とのゆるいやり取りが生まれます。もちろん、不適切なボトルメールは運営に通報できます。
ボトルメールは受け取らない設定もできるので、やり取りが嫌いでも心配ありません。
これらが新しいひとりすきーの目指す構想です。全てを一度に追加するわけではなく、今後のアップデートで順次対応する予定です。
今後のアップデートをお楽しみに。